上京物語
こんにちは、よしむーです。
本日は、1冊目ということで、読みやすいものを題材にしてみました。
今回読んだ本はこちら!
「上京物語〜僕の人生を変えた、父の五つの教え〜」
著 喜多川 泰
これ、社会人2年目の時に読んで、自分と状況が似すぎていて、涙が出そうになったことを覚えています。
久々に読んでみると、学びが満載。
あらすじ
「祐介」という人物の一生についての物語になっていて、「祐介」がどのような人生を送っていくかが前半の部分に書かれています。
ざっくりいうと、普通の会社員の生活ってどうなっていくのかということが前半部分に書かれていて、いつか成功しようと思っている「祐介」が彼女ができ、結婚をし、車を買い、マンションを買い、気づいたら支払いのために仕事をしていて、裕福な生活をしているはずが、毎月の支払いに追われている、人生が描かれています。
後半部分では、この物語は小説で、それを読んでいるのが「祐輔」という主人公。
そして、この小説は「祐輔」のお父さんが大学生になって上京する息子に向けて、書いた小説で、伝えたかったメッセージが後半部分に書かれています。
scene1 「祐介」の物語
scene1「祐介」の物語では、祐介という男の一生が記されていますが、これがもう、バッチリ自分に照らし合わされる。初めて読んだときは、うわぁ〜俺もこのままいくとこうなっていくのかもしれない!それだけはいやだ〜。と思ったものです。
じゃあ、支払いに追われる人生にしないために、どうすればいいのか。お父さんという立場を通して、読者に伝えたいメッセージを著者が伝えているのが、scene2。
会社員としては出世して、会社のNO.2までいった「祐介」だが、これが幸せと言えるのか??
ということを考えさせられる内容でした。
scene2 父からの手紙
このscene2をの父からの手紙をとおして、この著者が伝えたかったことが記されています。
5つの常識の殻をやぶれと著者は言っています。
①幸せは人との比較で決まる
②今ある安定が将来まで続く
③成功とはお金持ちになることだ
④お金を稼げることの中からやりたいことを選ぶ
⑤失敗しないように生きる
また、大学生に「大学時代にやりたいことは?」と聞くとたくさん出てくるのに、「将来やりたいことは?」と聞くと何も出てこないことが多いことにも言及しており、
「自分なりの価値観を築く」ことが大事だということも言っています。
自分の価値観を持つ方法として、紹介されているのが、
①「時間」を投資する
②頭を鍛える
③心を鍛える
ということが紹介されています。
著者が伝えたかったこと
では、筆者が言いたかったことをまとめると、どういうことが書いてあるのか??
項目ごとにみていきましょう。
①幸せは人との比較で決まる
これは、一言でまとめると、幸せの基準は自分で決めるんだ。ということが書かれています。
多くの人が勘違いしているのが、人と比べていい暮らしができるようになると、幸せないなれるんじゃないか?こう勘違いしている。
他の人と比べて、いい車に乗りたい!などと思って高級車を買ったとしても、結局そこにあるのは、焦りなんだといことを述べています。
そして、幸せな人生を送るためには、自分だけの価値観を持つ必要があり、他人となんか比べなくても、昨日の自分よりも、一歩でも前進しようと努力しているときに人は幸せに感じるようにできているとのことです。
②今ある安定が将来まで続く
長い人生のなかでも、自分の健康や、会社が倒産、減給、地位が下がるなど、資本主義社会の中では、思い通りにならないことがほとんどで、他の人もそうだからという理由で、今ある安定がずっと続くと思いがち。
本当の安定というのは、自分の力で変えられることを変えようと努力しているときに、得られる心の状態をいうということをここで述べています。
そして、成功したいと思っている人間には共通する2つの壁がある。
1つめは、やりたいことを見つけられれなかったという壁
2つめは、十分な資金がなかったという壁
成功者はこの二つを壁だと感じない。
という話で締め括っています。
③成功とはお金持ちになることだ
そして、そんな2つの壁にぶち当たっていて、いる人がほとんどな中で、
成功者は、今この瞬間からでもやりたいことを始められる人が成功者だと
ここで言っています。
結局、できない理由を並べまくるのが人なんだと。
では、あなたより状況が悪い人は絶対に成功できないんでしょうか。
それを述べているのが、ここです。
では、成功者という人は、一体どういう人なのか??
ここで出てくるのが、
「自分なりの価値観を築く」ということです。
そして、
自分の価値観を持つ方法として、紹介されているのが、
①「時間」を投資する
②頭を鍛える
③心を鍛える
ということ。
お金がなくても投資できる財産が時間だということ。
そして、自分が持っている財産は時間だけではない!
それは、頭と心だと言っていて、この二つを鍛えることによって、
これまで上げた3つの常識とは違う生き方ができると述べている。
④お金を稼げることの中からやりたいことを選ぶ
ここでは、いかに自分の頭の中が枠の中に囚われているのかということについて、ハッとさせられる!
高校生の祐介に、「大学時代にやりたいことはあるか?」
と質問すると、たくさんやりたいことが出てくるが、
「将来やりたいことはあるか?」と聞くと、まだ決まっていないと答える。
ここで、人は物事を条件付きでみているということ。
そして、「お金を稼げるものの中で」という条件を将来に勝手に付けているというわけだ。
⑤失敗しないように生きる
誰よりも多く成功を手にした人は、誰よりもたくさん挑戦した人でしかなく、同時に、誰よりもたくさんの失敗を経験してきているということ。
結局、挑戦する勇気がなければ、幸せな人生も手に入れられないということを言っている。
そして、最後になぜこの世に私たちは生まれてきているのかということに言及しています。
そのために、まず読書をしようということで、締め括っています。
まとめ
この本は、上京物語というタイトルだけあって、地方出身者にとっては、すごく共感できる内容になっています。僕自身もそうそう!という内容が大変多くあり、このまま何もせずにいくと、どういう人生になっていくのかということが自分自身と照らし合わせて読むことができます。
そんな中で、この著者が結局言いたかったことは、挑戦する勇気こそが、自分の理想の人生にしていく。ということだと思います。
人生は1回きり。この人生で幸せな人生にしたいのならば、挑戦しよう!
ということがビシビシと伝わってくる内容でした。
まだ社会人経験が浅い20代の方にお勧めです♪
今日はこの辺で♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。